“良い色”の日。

2008年11月16日。

 

“良い色”の日。

 

 

 

今日は、また相方との新しい記念日になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、相方からプロポーズされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく、ドラマとか友達とかで

 

お洒落なレストランで・・・ とか、

 

スーツを着てムードある雰囲気の中・・・とか

 

 

何か色々そういうのがありますし、

私も少なからず、そういう理想はありました。

 

もし“その時”が来ても

相方のタイミングで、相方の言葉で、相方らしいものであれば関係ないって。

 

 

 

でも、やっぱり心の中では

サプライズ的なものを待ってる自分も居たりして(笑)

 

 

そんな乙女心とは裏腹に、

日頃から、「もう準備はしている」「いつ渡そう?」などと

口に出していた時点で

私はそろそろなんだろうなって変な覚悟はしてた。

 

 

 

今日も、

 

「渡されるなら、思い出に残って

 記念日とかに行けるような場所(レストランとか)がいい?」 と聞かれたので、

 

「うん。(思い出に残ればどこでもいい)」 と答えた。

 

 

すると相方は

私の「うん」を「プロポーズはレストランが良い」と判断したらしく、

夕飯を食べた後も、まったりしていた。

 

私が、そうじゃないことを伝えると

 

「今日でも良いの?」

 

といきなり慌てだして

 

「いつでもいいよ、○○(相方)のタイミングで。渡したい、伝えたいって思った時で」

 

と、伝えると

 

「だったらもっとムード作っとくべきだった・・」 と何やら後悔しだして(笑)

 

 

結局、今渡す、ってことに。

 

 

 

サプライズ的なものを想像していた私でしたが、

 

大事な言葉(【婚約指輪】、【結婚】、【プロポーズ】など)を言わずに

 

相方とやり取りしている自分が

 

少しおかしかった。

 

 

でも、これがウチラらしいのかなって。

 

 

 

 

「んじゃ目、閉じて。」

 

と、言われるがままに目を閉じ、開けると・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そこには、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンクトップ姿の相方・・・_| ̄|○

 

 

 

 

 

「ムードねぇーよー・・・」と呆れると

笑いながらも、少し緊張しながら着替える相方。

 

 

せめてものムード作りってことで、

電気スタンドの明かりだけにして、いざ大一番へ(笑)

 

 

向かい合って座り直して、

 

相方の言葉を待つも、緊張して言葉が出てこない相方。

 

 

 

 

久しぶりに見た相方の緊張する姿。

 

それだけでも充分嬉しかった。

 

 

 

 

「今日言えないなら、今度でも良いんだよ?」

 

「ここまでムード作っといて!?」

 

「んじゃ、下向いて黙ってるから、言葉考えなー」

 

「いや、言葉は決まってるんだけど・・・タイミングが・・・」

 

「そ、そか。」

 

「よし。 ・・・直。」

 

「はい。」

 

 

「・・・・・・・・・。」

 

「・・・・・・・・・。」

 

 

「・・・・直。」

 

「何?」

 

 

「・・・・・・・・・。」

 

「・・・・ガンバレ。」

 

 

 

 

そんな変な緊張感の中、相方は頑張ってくれました。

 

 

 

何度、名前を呼ばれたか分かりません(笑)

 

それだけ緊張してたんだと思います。

 

 

 

 

 

 

プロポーズの言葉は内緒。

 

 

地元の訛りも入った、相方らしい言葉でした。

 

 

 

 

 

 

既に、言ってもらっている最中から涙が止まらず、

 

サプライズ的なものを待っていたはずの私なのに、

 

そんなの関係なく、

 

次から次へと、涙が溢れてきました。

 

 

 

 

受け取った指輪を開ける時は、溢れる涙でよく見えなかった。

 

今度はこっちが緊張してきて、

 

ケースを開ける事がなかなか出来なくて、

 

「俺が頑張って言って渡したんだから、次はそっちだよ。頑張って開けて」と

 

泣きながら私の背中を押してくれました。

 

 

 

 

いつかこんな日が来るんじゃないか、

 

そう思っていた私でしたが、

 

2005年8月2日に相方を選んだあの選択を、

 

『絶対に無駄にしない』と誓ってくれた相方と、

 

その選択は間違ってなかったと自分を信じ、プロポーズを受けることにしました。

 

 

いくつか、過去についてお願いがあったんだけど、

ツライかも知れないそのお願いを、相方は飲んでくれた。

忘れられないあの時の思い出は、

相方と一緒に乗り越えてきた大事な時間。

それを忘れたくないから・・・。

 

 

これから、忙しくなるんだろうな。

 

でも、全く未知の世界で

 

どうなるのかが全く分からないケド、

 

今までどんなツラい事も乗り越えて来た相方と一緒に

 

頑張っていこうと思います。

 

 

 


最後にぎゅーってした時、

 

「セイリツ?」 って相方が言った。

 

 

私は、『成立?』 を 『生理痛?』 と聞き間違えて

 

「それならこの前、終わったよ?」と、真面目に返してしまった。

 

相方に突っ込まれて、

 

二人で泣きながら大笑いした。

 

 

 

 

 

 

Aさんが幸せになりますように。

俺が幸せになれますように。

 

 

 

私に片思い中の時、相方がブログに綴った、

 

一度は矛盾していた二つの願いも、

 

二つとも一緒に叶う日が来たことに感謝して。

 

 

 

いつも相変わらずな二人で幸せになれますように。

 

 

“良い色”が、

 

これからもずっと色褪せませんように。

 







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